6月11日（日）に第3回オープンキャンパスを開催しました。当日は朝から雨が降りしきる中、また、直前に集合場所が変更されましたが、特に問題なく開催されたこと、心より感謝を申し上げます。

当日は、最初の挨拶で青井校長から話しがあったように、本校の日常の講義スタイルを体験するのにちょうどよい参加者の人数でした。1クラス30人規模の学校での講義にも利点と欠点があるように、少人数制のメリットを最大限に活かしているのが本校だと思います。一人一人の学生さんに個別対応し、フォローして医療人を育成していくのが本校の責務であり、教職員が忘れてはいけないことだと思っております。

さて、6月ということで、高校3年生の皆さんにとっては、早く志望校を決め、入学方法を決めなければいけない時期だと思います。いろいろの思いを胸に秘めて参加してくださった学生さん、そして保護者の方々、お気持ちは充分に固まったでしょうか。

従来のように、校長の青井の方から挨拶をさせていただきました。緊張感と期待の入り混じった中でのオープニングになりました。時期的に他の大学や専門学校も毎週のようにオープンキャンパスを開催しております。やはり、現場に出向き、実際の講義を体験することで、いろいろなものが見えてくると思います。進路選択を後悔しないよう、情報収集と最終的な進路決定には、保護者の方はもとより、高校の進路指導の先生や、先輩などとよく相談して、進路を決めてもらいたいものです。

当日は入学要件を満たされた方々の参加でしたので、本校の沿革や概要、入学試験の方法や免除制度について説明させていただきました。今回の説明でわかりにくいことや疑問点があれば、個別での学校説明会も行っておりますので、遠慮なく学校事務局の方にお電話ください。対応させていただきます。

一通りの説明をさせていただいた後、はり・きゅう科の体験授業では「刺鍼体験」を行っていただきました。実際に針を打つのは医療行為となりますので、はり師の免許を持っていない参加者には、実際の皮膚に近い抵抗感のあるスポンジに、治療の現場で使う針を刺鍼していただきました。本校の名物講師の立川講師による説明の後、はり・きゅう科の教員の方でサポートさせていただきながら、実際に針を刺してもらいました。第三者目線で見ても、今回の参加者の方は非常にレベルが高いと思いました。これなら、本校に入学しても、スムーズに実技や実習を行っていけると思いました。

最初は髪の毛2本分ぐらいの太さの針に戸惑っておられた参加者ですが、コツをつかむと、かなりスムーズに針の刺入を行っていたように思います。8月には、大学と合同で開催しております「キャリアデザイン講座」の方で、『美容鍼』のデモンストレーションを行う予定でおります。実際のはり・きゅうの施術に興味がある方は、是非、参加を検討してみてください。

柔道整復科の方では、柔道整復師がケガの予防や固定のために用いる、足関節のテーピングの実習を行いました。今までは、本校の在校生に学生ボランティアとして、若干名にお手伝いをお願いし、在校生との交流の場を設けていたのですが、こちらも準備不足で申し訳なかったと思います。もし、テーピング固定に興味をもっていただけたのであれば、次回の4回目には、学生ボランティアとともに、皆さんの実技指導を行ってまいります。

まずは、テーピングを切る所からの練習です。引いて切るのと、押して切る。うまく使い分けができないと、上手にテーピングを巻くことができませんので、何回も練習をしてもらいました、

まずはアンダーラップを巻き、

ホワイトテープを巻いていくのですが、1回の練習でうまく巻けるわけではないので、こちらも繰り返しの練習が必要だと思います。今回の実技にこりずに、何度もチャレンジしてみてください。その中で、テーピング固定に興味を持ったら、本校への入学を考えてもらえると幸いです。いろんな固定法があるので、それを一緒に練習し、体得してもらえることを願っております。

その後、校舎見学、個別相談会と一連の行事を行いました。

最期に、6月19日よりAO入試の第Ⅰ期のエントリーシートの提出期間が始まります。また、キャリアデザイン講座を含め、オープンキャンパスも開催いたします。本校への入学を希望している高校3年生の方や、次年度以降の入試を考えている高校1・2年生の参加も歓迎しております。この機会に本校のオープンキャンパスに参加していただき、本校のことをよく知っていただければと思います。

進路で迷われている方は、是非、本校のオープンキャンパスに参加していただき、皆さんの進路選択の助けになればと思っておりますので、興味を持たれた方のご参加をお待ちしております。

以上、文責　青崎＠柔整